“はらっぱ”では、先日咲き始めたタンポポの花が
もう綿毛になっていました。

タンポポの綿毛を見ると思い出す作品があるんです。
それが、ドラえもん『タンポポ空を行く』。
ひみつ道具「ファンタグラス」によって
タンポポとお話できるようになったのび太君のお話です。

旅立っていく綿毛とお母さんタンポポとのやり取りは
大人になった今でも、じーんと心に響きます。
春、旅立ちの季節にぜひ読んでいただきたい作品のひとつ。

ミュージアムの“まんがコーナー”にも
置いてありますので、ぜひ読んでみてくださいね♪
ミュージアム2Fにある
お子さまたちの遊び場「キッズスペース」。

その近くには、赤ちゃんをお連れの
お客さまのための「授乳室」があるんです。

長椅子やおむつ替え台はもちろん
給湯器、流しも設置していて
離乳食をとる場所としてもご利用いただけます。

カーテンで仕切られた奥には
赤ちゃんとお母さんのためのスペースも。

小さなお子さまをお連れの方も
安心してミュージアムをお楽しみください。
展示室Ⅱで開催中の原画展
「のび太の日本誕生と時空の旅」。
そのなかで注目していただきたいカラー原画があるんです。


あれ?右側の2枚は同じ絵が入っているの?
いえ、これらはそれぞれ別の原画なんです。
上は、1989年にコロコロコミック連載時の
最終回の扉絵として書かれたもの。
下は、てんとう虫コミックスのカバーイラスト
として書かれたものなんです。
よく観察していただくと全体の大きさや、
各キャラクターのポーズ、ドラえもんの表情など、
いろいろな違いを見つけることができます。

先生はどうしてこの二枚を描かれたのかな・・・
そんな想像をめぐらせながら、
原画をながめるのも、ひとつの楽しみ方かもしれませんね。
ドラえもんのどんなところが好きですか?
やさしいところ?たくさんのひみつ道具をだしてくれるところ?
そしてなにより、あの愛くるしいフォルムが大好き!
という方も多いですよね。

ミュージアムオリジナルの「BIGドラえもんぬいぐるみ」は
そんな方にはたまらない定番人気のグッズ。
ずーっと抱っこしているお子さんも多いのだとか。
もちろん大人だって。いつでもそばに置いておきたくなりますね!
ミュージアムのエントランスでは、
まんがの美術館らしく、こんな大きなエンピツ型のベンチと、
まんがの原稿用紙をイメージした石畳みでお迎えしています。

でもじつは、もっともっと大きな原稿用紙があるってご存知ですか?
ミュージアムの外観をよ〜く見ると・・・
大きなガラス窓枠の形が
ドラえもんの第一話のコマ割りになっているんですよ!

藤子・F・不二雄先生のミュージアムらしい、
遊びゴコロがこんなところにも隠れているんですね。
新緑がまぶしい季節、ぜひ周辺のお散歩をしながら、
ちょっと遠くからミュージアムをながめてください!