先生の仕事部屋を再現した“先生の部屋”。
耳をすますと、美しい弦楽器の調べがきこえてきます。
これは、先生が実際に聴いていたクラシック音楽
モーツアルト作曲の交響曲第41番「ジュピター」という曲の一節なんです。
先生は音楽にも造詣が深かったんですね!

ミュージアムの時計にも
音楽好きの先生にも驚いてもらえるような
トリビアがあるんです♪
時計の文字盤をよ〜くご覧ください。

4時の表記が「Fujiko」になっていますね。
「Four」とかけているのはもちろんですが、
じつは、アルファベットで記した音階「F」が「ファ」の音、
つまり「ド」から数えて4番目にあるからなんです。
めまぐるしく空の表情がかわる一日でしたが、
ゴールデンウィークも近づいてきて、
ミュージアム周辺も春から初夏の彩りにかわってきました!


向ヶ丘遊園駅からミュージアムへ向かう途中、
川沿いの「ばら苑アクセスロード」では
こんなに鮮やかな景色も見られるんですよ!

ミュージアム屋上“はらっぱ”でも、
ツツジのつぼみが膨らみ、
今か今かと開花を待っています。
みなさんも自然に囲まれたミュージアムで
季節の移ろいを感じてみませんか?
“はらっぱ”では、先日咲き始めたタンポポの花が
もう綿毛になっていました。

タンポポの綿毛を見ると思い出す作品があるんです。
それが、ドラえもん『タンポポ空を行く』。
ひみつ道具「ファンタグラス」によって
タンポポとお話できるようになったのび太君のお話です。

旅立っていく綿毛とお母さんタンポポとのやり取りは
大人になった今でも、じーんと心に響きます。
春、旅立ちの季節にぜひ読んでいただきたい作品のひとつ。

ミュージアムの“まんがコーナー”にも
置いてありますので、ぜひ読んでみてくださいね♪
ミュージアム2Fにある
お子さまたちの遊び場「キッズスペース」。

その近くには、赤ちゃんをお連れの
お客さまのための「授乳室」があるんです。

長椅子やおむつ替え台はもちろん
給湯器、流しも設置していて
離乳食をとる場所としてもご利用いただけます。

カーテンで仕切られた奥には
赤ちゃんとお母さんのためのスペースも。

小さなお子さまをお連れの方も
安心してミュージアムをお楽しみください。
展示室Ⅱで開催中の原画展
「のび太の日本誕生と時空の旅」。
そのなかで注目していただきたいカラー原画があるんです。


あれ?右側の2枚は同じ絵が入っているの?
いえ、これらはそれぞれ別の原画なんです。
上は、1989年にコロコロコミック連載時の
最終回の扉絵として書かれたもの。
下は、てんとう虫コミックスのカバーイラスト
として書かれたものなんです。
よく観察していただくと全体の大きさや、
各キャラクターのポーズ、ドラえもんの表情など、
いろいろな違いを見つけることができます。

先生はどうしてこの二枚を描かれたのかな・・・
そんな想像をめぐらせながら、
原画をながめるのも、ひとつの楽しみ方かもしれませんね。