青い色鉛筆のひみつ
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現在開催中の企画展「キテレツ大百科」×「ドラえもん」では
たくさんの原画を間近で鑑賞できます。
その中の一つ、『ドラえもん』の原画をよ~くみると・・・
黒いペンで書かれたドラえもんのボディが
青い色鉛筆で塗られていることが!!
これは何?
それは、「ドラえもんの体は青いから!」
・・・・ってわけじゃあないんです。
その証拠に、『キテレツ大百科』の「コロ助」も
ほら、青く塗られていますよ!
それでは、なぜ?
じつはこの青。
原画を印刷する際、
「印刷所で“あみかけ”の処理をしてほしい」という
指示として書き加えられた色なんです。
(あみかけ=丸点や線などをつかって、一つの色で濃淡を表現する方法)
実際、印刷されるとこんな感じ。
ドラえもんも背景のブロック塀にも“あみかけ”が!
こんな風に、雑誌や本との違いを探してみるのも
原画鑑賞の楽しさですね!
では。