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“シノプシス”ってなに?

“シノプシス”
このことばをご存知ですか?

 

“シノプシス”とは、映画や小説のあらすじのことです。
 
当時、「大長編ドラえもん」は、
まんが連載と映画の制作を同時に進行していました。
その際、F先生はまんがを描く前に、お話の場面設定やセリフなどを書いて、
映画スタッフに渡していました。
 
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『ドラえもん50周年展』では、映画ドラえもん「のび太と雲の王国」のシノプシスを展示しています。
 
ぜひ、ご来館の際にじっくりと読んでみてくださいね。
 
明日の“みどころ解説”もお楽しみに!
 
では。
 


作詞家 藤子・F・不二雄

アニメ制作にはあまり注文をつけなかったF先生ですが、
主題歌をはじめ、いくつかの楽曲の作詞を担当しています。

 
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ご存知、「ぼくドラえもん」もF先生が作詞したものです。
「あたまテカテカ さえてピカピカ」「ホンワカパッパ」など
スコシ・フシギなフレーズが耳に残りますね。
 
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スコシ・フシギと言えば、この曲はご存知でしょうか?
「ナルケマ レバンガ カピカッピ」
この曲もF先生の作詞です。
 
どんな意味があるのでしょう。
ぜひ、『ドラえもん50周年展』でF先生がこの曲に込めた思いも確かめてくださいね。
 
明日の“みどころ解説”もお楽しみに!
 
では。
 


いろいろな初登場

おなじみのひみつ道具「タケコプター」

 
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実は、初登場のシーンでは「ヘリトンボ」という名前で、
手に持ったりおしりにつけたりしていました。
 
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のび太のクラスメイトである出木杉くんが初めて登場したお話がこちら。
 
しずかちゃんと出木杉くんが仲良く会話していることに
やきもちを焼いているいつものシーンですが・・・・
 
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のび太のセリフに注目!
出木杉くんは、はじめは「明智(あけち)」という名字で登場していたのです!
 
こうした新たな発見ができるのも、
原画でF先生の直筆の書きこみが確認できるミュージアムならでは。
ぜひ、みなさまも『ドラえもん50周年展』で原画に触れて、新しい発見をしてみませんか?
 
明日の“みどころ解説”もお楽しみに!
 
では。
 


のび太と一緒に6年間

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『ドラえもん』は、1970年1月に小学館の学年誌で連載がスタート。
F先生は学年ごとに、毎月6つのお話を描き分けていました。
 

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学年ごとにキャラクターの身長を描き分けていたことが分かる原画を展示しています。
 
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読者の学年に合わせて、内容も少しずつ変えて描いていたのです。
低学年はセリフが少なくわかりやすいお話が多いですが、
高学年になると恋愛や時事ネタも見られます。
 
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読者の子どもたちは、自分の年齢と同じ「のび太」と共に大きくなっていったのですね。
 
明日の“みどころ解説”もお楽しみに!
 
では。
 


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