「写植(しゃしょく)」とは「写真植字」の略で、
写真の原理を用いて文字を紙などに印字することや、
印字したもの自体をいいます。
かつてのまんが制作において、写植は欠かせない工程でした。
原稿を描いている段階では
ふきだしのセリフは手書きです。
これを印刷、出版する際に、読みやすい「写植」を作成し
原画に直接貼り付けているんです。
ミュージアムに展示している原画の中には写植がはがれている部分もあり
写植の下に書かれていた先生の肉筆を見ることができます。
そのほか、コマの外に書かれた指示書きや
修正の後が見られるのも、原画ならでは。
原画だからこそ感じられる息遣いを、
ぜひ間近で体感してみてくださいね。