原画ならではの魅力を感じて
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1F「展示室Ⅰ」では、『ドラえもん』をはじめ、藤子・F・不二雄先生が描いた作品の数々を、
貴重なまんが原画や資料を通してご紹介しています。

2F「展示室Ⅱ」では、『藤子・F・不二雄が描く チチンプイ!科学と魔法のまんが展』後期を開催中!

「科学」と「魔法」をモチーフに描かれた作品を紹介し、
藤子・F・不二雄先生ならではの夢のかなえ方を読み解きます。
ここで、原画鑑賞の際に役立つかもしれないポイントをご紹介します!

【写植(しゃしょく)文字】
フキダシの中に鉛筆で書かれたセリフは、そのままでは印刷できないため、
印刷所などで「写真植字(写植)」が直接原画に貼られます。
展示中の原画には、写植が剥がれ、F先生の手書きの文字が見えるものもありますよ。

【アミ指定】
ドラえもんのからだが青色えんぴつで塗られています。これは印刷所に向けた指示です。

タテ線にかぶせて細かな点(アミ)が印刷され、白黒のコミックスでは、
ドラえもんの青いからだは濃いグレーで表現されます。

ドラえもんのからだのタテ線は、ペンと定規を使用して、1本1本ていねいに手描きされていました。

【ホワイト】
白いポスターカラーなどを使って、はみ出した部分や間違えた部分を修正します。
コミックスをお持ちの方は、原画と見比べながら鑑賞するのもいいですね!
ミュージアムで貴重なまんが体験をお楽しみください♪