僕は、すべてにおいて
「好き」であることを優先させてきました
(1994年 『小学五年生』9月号(小学館))

藤子・F・不二雄先生の言葉です。
子どものころに夢中になった物語、衝撃を受けた手塚治虫先生のまんが、ディズニーのアニメーション映画、手作りの幻燈機、西部劇やSF映画、8ミリカメラ、クラシック音楽や落語、鉄道模型、UFOや未確認生物、歴史や遺跡、そして恐竜……。 藤子・F・不二雄先生の「好き」は枚挙に暇がありません。

本原画展では“「好き」から生まれた藤子・F・不二雄のまんが世界”と題し、先生の「好き」が特に色濃く描かれている原画をご紹介します。
まんがの中に描かれた様々なモチーフにご注目いただき、先生の「好き」を感じ取っていただければ幸いです。

※手塚治虫の「塚」の字は、正しくは旧字体(塚にヽのある字)となります。

第2期展示紹介

※画像はイメージです。

高校時代に、安孫子素雄氏と一緒に作った肉筆回覧紙「少太陽」を展示します。
表紙、まんが、読み物はもちろん、目次や裏表紙の広告に至るまで、本物の雑誌のように丁寧に描かれています。本をまるごと作り上げてしまうほどの「ものづくり」への情熱もうかがえます。

「少太陽」5月号(1950年)​

本原画展に関連したオリジナルグッズやメニューも登場!


ミュージアムショップ(1F)


ミュージアムカフェ(3F)


  • チケットをお持ちでない方のカフェ、ショップのみのご利用はできません。
  • 価格は税込み表示です。
  • 画像はすべてイメージです。

展示室Ⅰ(1F)

特別展示
「藤子・F・不二雄とドラえもん」

「藤子・F・不二雄とドラえもん」と称してドラえもんの50年の歩みを原画と共にご紹介します。
1970年、学年別学習雑誌の掲載からスタートした『ドラえもん』は、1974年の単行本化後、子どもたちの間で爆発的に人気が広がります。また、1979年にはテレビアニメ放送が始まり、その後、1980年には映画化。
まんが、アニメ、映画などクロスメディアの先駆けとして50年間活躍をし続けてきた『ドラえもん』の歴史を過去の企画展示から、ドラえもん作品をピックアップして紹介しながら振り返ります。